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2022/03/29 16:42

2022年3月17日~20日に行われた第49回アングレーム国際漫画祭で賞を獲得した作品を少し紹介します。
ノミネート作品はこちらから購入可能です。(SOLD OUTの商品はお取り寄せとなりますのでお問い合わせください。)

最優秀作品賞(Fauve d’Or / Prix du Meilleur Album)
2021年で最も優れた漫画作品として贈られる最優秀作品賞(Fauve d’Or / Prix du Meilleur Album)を獲得。
タイトル:Ecoute, jolie Márcia(あのね、かわいいマルシア)
作者:Marcello Quintanilha (マルセロ・キンタニーリャ)
現代のブラジルのスラム街に生きるシングルマザーで看護師のマルシアとお騒がせ娘との間に起こる日常を描いた作品です。
華やかな色彩で現代ブラジル社会の核心に迫ります。

◆審査員特別賞(Prix Spécial du Jury)、シナリオ部門新人賞
タイトル:Des vivants
画: Simon Roussin(サイモン・ルサン), 作: Raphaël Meltz(ラファエル・メルツ), Louise Moaty(ルイーズ・モーティ)
1940年フランスが占領された第2次世界大戦中のレジスタンスについて当時の手記、手紙、証言、インタビューをもとにセリフは全て戦時中に誰かが話していた内容をそのまま使用したバンド・デシネです。歴史の断片に命を与え当時のリアルな状況を伝えてくれます。

◆シリーズ賞(Prix de la Série )
タイトル:Le Spirou d'Emile Bravo t.4 ; Spirou, l'espoir malgré tout
作者:Emile Bravo(エミール・ブラヴォー)
“Spirou(スピル)”シリーズ。戦前から出版され様々な作家達に描かれてきました。このエミール・ブラヴォーの「Le Spirou d'Emile Bravo 」は2018年からスタートし、今まで描かれていなかった戦時中の若いころのスピルを描いています。

◆新人賞(Prix Révélation)
タイトル:La vie souterraine
作者:Camille Lavaud(カミーユ・ラヴォー)
実際の出来事(1944年7月26日のレジスタンス組織によるフランス銀行列車襲撃-L'attaque du train de la Banque de France-)に触発されたカミーユ・ラヴォーはこの歴史的エピソードをもとに3部作を描きます。パリからドルドーニュまでのドキュメンタリーを基にフィクションを展開します。

◆果敢賞(Prix de l’Audace )
タイトル:Un visage familier
作者:Michael Deforge (ミカエル・ドゥフォルジュ
G・オーウェルのような近未来世界を描いた変わったBDです。この世界では道路や都市だけでなく、そこに住む人々も定期的に「更新」されるという発想で、私たちに現代社会について考えさせる一冊です。

◆フランステレビジョン パブリック賞(Prix du Public France Télévisions)
オフィシャルセレクション46作から審査員により8作品が選出され、読者が受賞コミックを選びます。
タイトル:Le grand vide(大空洞)
作者:Lea Murawiec(レア・ムラウィエック)
2021年に大ヒットしたバンドデシネ「Le grand vide(大空洞)」。アングレーム 在住の作者はポップでモダンなタッチで描いていますが内容は深く、現代に生きる私たちのSNS依存や承認欲求などの問題に切り込みます。27歳で初の長編漫画です。

◆高校部門賞(Fauve des Lycéens)
1,000人の高校生からなる審査員が受賞コミックを選びます。
タイトル:Yojimbot t.1(用心ボット 1巻)
作者:Sylvain Repos(シルヴァン・ルポ)
SFサスペンス「Yojinbot」はシルヴァン・ルポの処女作です。"第3の人類クライシス”によって人間が地上では生きられなくなった日本が舞台。ロボットしか残っていない世界で主人公の侍ロボットは一人の男の子を救う…。