原油流出事故に巻き込まれてしまったカモメのケンガは全力を尽して飛び、港町のバルコニーで日向ぼっこしていた黒猫のゾルバと出会う。彼女は死に際に、これから産み落とす卵をこの猫に託すことになるのだが、その前に3つの厳粛な誓いを立てさせるのだった。
「わたしが産む卵は食べないと、約束して下さい」
「そして、ひなが生まれるまで、卵のめんどうをみて下さい」
「最後に、ひなに飛ぶことを教えてやると、約束して下さい」
カモメは猫の瞳をじっとみつめて言った。
ゾルバは港にいる仲間たちの助けを借りながら、あらゆる困難を乗り越え、カモメが飛び立つときを迎えるのです。
ルイス・セプルベダの小説を『カモメに飛ぶことを教えた猫』を臨場感ある絵でCeverがバンドデシネ化!
Histoire d'une mouette et du chat qui lui apprit à voler
Cever
AUTEUR LUIS SEPULVEDA & CEVER
EDITEUR EDITIONS CAURETTE
RELIURE COUVERTURE CARTONNEE
NOMBRE DE PAGES 96
HAUTEUR (CM) 26
LARGEUR (CM) 20
POIDS (KG) 0,620
LANGUE FRANCAIS
DATE DE PUBLICATION 20/10/2021
ISBN 9791096315956