名もなき母たちへ―
母性について語るこの一冊は、決して「母になることは、素晴らしいことだ!」と主張しているのではない。友達同士の会話や、雑誌のコラム、地下鉄のマダムのおしゃべりから離れたところで、個人的な経験、不安、焦りを描き出す。母性と彼女たちの生活に潜む様々な側面が暴かれる。夫婦関係、シングルマザー、責任感、孤独感、そして死…母であることは、決してシンプルではない。
このバンドデシネでは、母親という存在を描き出し、私達に問いかけている。
私達にとって母親は何を意味するのか、考えさせられる一冊です。
■MAGALI LE HUCHE
1979年生まれの児童文学作家である彼女の作品は、感受性の高い活気のあるスタイルで描かれている。彼女はMARIE DESPLECHINの作品を翻案した3作「VERT」「POME」「MAUVE」を出版したほか、2021年にはモントルイユ児童図書で賞を受賞した「NOWHERE GIRL」をDARGAUD社から出版した。
Mères anonymes
Gwendoline Raisson, Magali Le Huche
Éditeur : DARGAUD; Illustrated édition (5 janvier 2024)
Langue : Français
Broché : 264 pages
ISBN-10 : 2205208268
ISBN-13 : 978-2205208269
Poids de l'article : 780 g
Dimensions : 17.2 x 2.2 x 24 cm