トルコ南部に位置するギョベクリ・テペ遺跡(壺の丘)は、世界最古の遺跡であり、歴史上最初の神殿と考えられている。紀元前9,000年頃に建てられたこの遺跡は、定住化の初期に人類によって建造された記念碑的な建造物である。
作者フィラット・ヤサは、この遺跡についての知識をもとに、現在私たちが「文明」と呼んでいるものの先駆けである、新しい生活様式のために遊牧を徐々に放棄していく、この過渡期の社会の中心での想像力に富んだ旅を描く。
主人公のラートは、動物たちと話す能力を持ち、人間よりも動物たちとの付き合いを好んだ。そして、母親を亡くして以来、彼はキツネと一緒に人間から遠く離れた場所をさまよって生きていた。ある日、ギョベクリ・テペ族の狩人たちから逃れてきたガゼルと出会い、彼らの神への生け贄として捧げようとするが、そこから友情が生まれていく…
Tepe, la colline
Firat Yasa
Éditeur : Editions ça et là; Illustrated édition (16 février 2024)
Langue : Français
Relié : 200 pages
ISBN-10 : 2369903252
ISBN-13 : 9782369903253
Poids de l'article : 938 g
Dimensions : 19.5 x 2.4 x 26.7 cm