11の言語に翻訳され、Max&Moritz(ドイツの権威ある漫画賞)やアングレーム国際漫画祭(フランスで最も古い漫画祭、「漫画界におけるカンヌ」とも言われている)など世界中で賞を獲得したヨーロッパ女性コミックスの古典『今日が人生最後の日』の日本語翻訳版が2025年、遂に出版!
1984年を舞台にした本作は、著者のウリ・ルストが 17歳の時に体験した実話の記録。
学校を中退し、ウィーンのパンクキッズと遊んでいたウリは、趣味がセックスというワイルドなエディと意気投合。2人はお金も、パスポートも持たず、寝袋1つ抱えて国境を目指しヒッチハイクを繰り返す――ウィーンからアルプスを越え、ヴェローナ、ローマ、ナポリ、さらにシチリアまで旅する2か月間のオデッセイ。
セックス、ロックンロール、新たな友情に胸を躍らせる瞬間もあれば、物乞い生活を余儀なくされる中で、性暴力や裏切り、ドラッグ、留置所収監といった現実に直面することも。
17歳の少女たちが求めた『自由』とは――
この最も過酷な旅の中で出会った人々の繊細でユーモラスな描写を通じて描かれる、自らの尊厳を守るために戦った17歳の旅物語。
フランス語:Trop n'est pas assez
今日が人生最後の日
Ulli Lust(ウリ・ルスト)
出版社 : シュークリーム (2025/4/18)
発売日 : 2025/4/18
単行本(ソフトカバー) : 464ページ
ISBN-10 : 4910526781
ISBN-13 : 978-4910526782
寸法 : 23 x 17 x 3.2 cm