ギヨーム・ビアンコが物語を綴り、マリー・ケラスクエットが描く「Nunuche」シリーズの第1巻。愛らしくもおバカで純粋な少女ニュニュシュの日常を、詩的でユーモラスに描いたバンドデシネです。
主人公のヌニュシュは、フランス語で「お人好しで、ちょっぴりおバカさん」という意味の名前を持つ、純粋無垢な女の子。タイトルの「雲のようにいい子(Sage comme un nuage)」は、フランス語の慣用句「絵のようにおとなしい(Sage comme une image)」をもじったもので、彼女のふわふわとした、掴みどころのない自由な感性を象徴しています。
「サタニー」のようなダークな作品とは対照的に、本作は読者の心を優しく解きほぐしてくれるような、温かみのある一冊です。
■KERASCOËT(ケラスコエット)
ケラスコエットは、マリー・ポムピュイとセバスチャン・コセの二人からなる漫画家デュオ。
マリーは1978年にブレストで生まれた。バカロレア取得後、パリに出て、オリヴィエ・ド・セール校でグラフィックデザインを学び、エスティエンヌ校で医学・科学イラストレーションを学ぶ。
Nunuche - Tome 1 - Sage comme un nuage
Bianco Guillaume (Auteur), Kerascoët Marie (Illustrations)
Éditeur : DARGAUD
Date de publication : 13 octobre 2023
Édition : Illustrated
Langue : Français
Nombre de pages de l'édition imprimée : 80 pages
ISBN-10 : 2205206494
ISBN-13 : 978-2205206494
Poids de l'article : 428 g
Dimensions : 18.7 x 1.5 x 23.8 cm