ギヨーム・ビアンコが物語を綴り、マリー・ケラスクエットが描く「Nunuche」シリーズの第3巻。愛らしくもおバカで純粋な少女ニュニュシュの日常を、詩的でユーモラスに描いたバンドデシネです。
今作のテーマは、タイトルにある通りヌガティーヌ(お菓子)の危機。甘いものへの抑えきれない衝動や、子どもの無邪気ゆえの極端な行動が、想像力豊かな冒険へと発展していきます。ちょっとした「大事件」を大真面目に、かつコミカルに乗り越えていくニュニュシュの姿には、誰もが微笑んでしまうはずです。
ニュニュシュの豊かな表情や、どこか奇妙で愛らしい世界観を魅力たっぷりに表現しています。子ども時代特有の不条理さと優しさが詰まった、心温まる一冊です。
■KERASCOËT(ケラスコエット)
ケラスコエットは、マリー・ポムピュイとセバスチャン・コセの二人からなる漫画家デュオ。
マリーは1978年にブレストで生まれた。バカロレア取得後、パリに出て、オリヴィエ・ド・セール校でグラフィックデザインを学び、エスティエンヌ校で医学・科学イラストレーションを学ぶ。
Nunuche - Tome 3 - Crise aiguë de nougatine
Bianco Guillaume (Auteur), Kerascoët Marie (Illustrations)
Éditeur : DARGAUD
Date de publication : 30 mai 2025
Édition : Illustrated
Langue : Français
Nombre de pages de l'édition imprimée : 80 pages
ISBN-10 : 2205213105
ISBN-13 : 978-2205213102
Poids de l'article : 424 g
Dimensions : 18.8 x 1.4 x 23.8 cm