シャルリー・エブド襲撃事件という、フランス社会に深い傷痕を残した悲劇の後に描かれた、著者自身の「回復の旅」を綴った作品です。
2015年1月7日、風刺週刊紙シャルリー・エブド本社がテロリストの襲撃を受け、多くの同僚や友人を失ったムーリス。この本は、その想像を絶する喪失感とトラウマから、いかにして彼女が再び絵を描き、生きる意味を見出していったかを、ときにユーモアを交えながら、赤裸々に描いています。
芸術と自然、そしてユーモアという「回復の処方箋」を頼りに、ムーリスは自身の内面と向き合います。悲劇の記憶、怒り、そして生き残ったことへの罪悪感。それらすべてを乗り越えようとする彼女の姿は、人間のもつ脆弱さと強靭さ、そして困難な状況下での回復力を私たちに示します。
Humaine, trop humaine
Meurisse Catherine
Éditeur : DARGAUD
Date de publication : 18 novembre 2022
Édition : Illustrated
Langue : Français
Nombre de pages de l'édition imprimée : 96 pages
ISBN-10 : 2205085123
ISBN-13 : 978-2205085129
Poids de l'article : 680 g
Dimensions : 22.6 x 1.4 x 29.8 cm