20世紀最大の芸術家の一人、パブロ・ピカソの若き日を描いたバンドデシネ第3巻です。
本作の舞台は1900年代初頭のパリ。モンマルトルのアトリエ「洗濯船(バトー・ラヴォワール)」を拠点に、貧しくも熱気に満ちた芸術家たちの群像劇が描かれます。第3巻の核となるのは、タイトル通りアンリ・マティスとの運命的な出会いです。
当時、すでに画壇で注目を集めていたマティスと、野心溢れる若きピカソ。二人は互いの才能を認め合いながらも、強烈なライバル意識を燃やします。保守的な美学を打ち破ろうとする彼らの情熱と葛藤が、クレマン・ウブルリーの躍動感あふれる独特なタッチで鮮やかに表現されています。
また、ピカソの恋人であったフェルナンド・オリヴィエの視点から語られることで、神格化された芸術家としてではなく、一人の青年としてのパブロの弱さやエゴも浮き彫りにされます。キュビスム誕生前夜のヒリヒリとした空気感、そして色彩の魔術師マティスとの火花散る交流を体験できる、芸術ファン必読の一冊です。
Pablo - Tome 3 - Matisse
Birmant Julie, Oubrerie Clément
Éditeur : DARGAUD
Date de publication : 25 avril 2013
Édition : Illustrated
Langue : Français
Nombre de pages de l'édition imprimée : 84 pages
ISBN-10 : 2205070185
ISBN-13 : 978-2205070187
Poids de l'article : 651 g
Dimensions : 22.6 x 1.2 x 29.8 cm